お役所へ、マンション敷地一部の切り下げ相談

マンションのメインエントランスへ続くアプローチには、敷地境界部分に20cm程度の段差があるマンション。

段差を解消するために現在置いてあるコンクリートブロックは、役所に許可を受けているわけでなく、厳密には違反。

実はその他の通用口部分にもブロックが設置されている状態ですが、根本的には新築当初の売主と役所との協議で、1敷地につき3箇所までという役所の敷地切り下げ基準をもとにした指示をうけ、当時は今以上の切り下げは認められなかったことを確認済み。

違反状態を解消するため今あるブロックが突然無くなった場合、マンション居住者が突然の段差でケガをしてしまう可能性があり、また、居住者には車いすの方がおられること。そして将来的には同様の方が増えることも想定し、役所の基準には沿わないものの、総会において、管理組合の総意で切り下げ・スロープ化の実施を決定しました。

あとは、役所判断。

マンション居住者の協力もあり、役所の担当者を紹介いただくことができ、施工業者が決まって書類をそろえて一緒に役所に赴いたところ、あいにく担当者は席外し。窓口で対応してくれた担当者は、良くない反応。

紹介いただいた担当者とアポ取りして再訪問予定ですが、担当を紹介いただいた居住者の方、マンション理事長の力も借りながら何とか居住者の気持ちを伝えて、認めてもらいたいものです。