新人教育に憎まれ役は必要なのか
新卒の新人に、一番熱心に指導してくれているベテラン社員がいます。
実際は中堅社員を教育係として任命しましたが、
客観的に見ていて、人を育てようという教え方はできていないと感じます。
入社3年目の社員はまだまだ経験が必要なものの、まじめで素直で、身近な
相談役として新人の気持ちを和ませてくれている。
ちなみに、課員の構成は以下の通り。
年齢:ベテラン社員>自分>>中堅社員>>3年目社員>新人
経験:ベテラン社員>>中堅社員>>自分>3年目社員>新人
役職:自分>ベテラン社員>>中堅社員>>3年面社員=新人
新人指導に当たってのその他の社員の位置づけとしては、
怖い先輩:ベテラン社員
ダメ出し:中堅社員
良き先輩:3年目社員 といった印象。
私は。。。もともと体育会なのですが、気にせずその乗りで接していました。
でもすぐ「ヤバイ!!」と感じて今は、息抜き役・世話役に徹しています。
女性社員からは、「お母さんみたい」と言われることもあります。
思い返してみれば、このバランスは大学の体育会と同じ構造。
1年生から見れば、
優しい4年生。恐ろしい3年生。厳しいながらも身近な2年生。そして1年生。
でも実際は、
一番怖い4年生。憎まれ役を演じる3年生。結構きつい2年生。無我夢中の1年生。
4年生は、3年生のおかげで立場が確立し、勝つためのチーム作りに専念できる。
3年生は、憎まれ役でありながら、戦力であることが当たり前の、今考えれば
本当に損な位置づけ。
これで自分たちは、日本一になりました。
役にはまることなく、互いに良い循環で成長していくことはできないものでしょうか。