ドローンによる建物赤外線調査の勉強会
建物外壁タイル等の浮きを調査する方法として、手の届く範囲は打診。
手の届かない範囲は、外部から赤外線を使った調査が一般的。
赤外線とは物体から発せられる熱量。
赤外線調査では、温度ではなく熱量を見るらしい。
赤外線は、見る角度によっては反射の影響で見える熱量が変わってしまうので、
鉛直方向に上下して、物体を正面から見ることができるドローンはより正確な
調査が期待できそう。
調査には天候もさることながら、携帯基地局等から発せられる電波の影響も
受けるため、事前の入念な準備が必要。
ドローン自体にも電波の周波数帯、電池容量の制限もある中で成果につなげていて、
5Gや無線による充電の技術が進めば、さら に一般的になりそう。
カメラは、足の間にある 赤外線カメラ(左)と一般のカメラ(右)の計2台。
調査飛行中に、その場で本当に異常かどうかが確認できるよう、2つのカメラを搭載しているとのこと。
値段は高級車1台相当。重量もあり、これがよく飛ぶなという印象。