宅地建物取引士 免許更新講習を受けて思うこと
宅建の免許更新講習を受けてきました。
有効期間5年の免許で、前回の更新から月日の流れる速さを感じます。
ところで前回の講習後に交付を受けた免許は、最後の「宅地建物取引主任者」免許。
その後、すぐに「宅地建物取引士」に名称変更されたため、
今回は「宅建士」の初めての免許更新でした。
実は、6年前から不動産の仕事を離れ、その後は分譲マンションの管理に
携わっていますが、、、これが、当時の不動産の業務とは細かさが違います。
仕事における接点が、個対自分 から(個+組合)対自分 に変わり、
より高度で広範囲の知識が要求されるようになりました。
例えれば、今までは見ようともしなかった保険の約款に目を通すようになった位です。
そんな変化の中、初めて客観的な立場で受けた宅建士の免許更新講習です。
講習は、心構え的な内容から入り、民法等関係法規の改正、トラブル事例の紹介。
合間に、設問による講義と、終盤で穴埋め型ワークシートによる振り返り。
・「主任者」から「士」に変わったことで、責任も増した。・・・
・求められる対応の多様化・高度化。
・顧客レベルの高まりによるトラブル事例の難化。
強く感じたのは、自分の過去の経験とはレベルの違う、
より高度で専門性の高い責任ある対応を求められているということ。
講習が終わると、その場で交付された免許を受け取って会場を出ます。
駅までの道すがら、不動産業界も大変になってきたなと感じて歩いていると、
同じ講習を受けた不動産会社の社員と思しき青年2人が、笑いながら
「○×問題1個正解だった」という話をしていました。
これが、私の知っている不動産会社の社員です。
立ち位置が変わると見方感じ方も変わるのでしょう。
(自分も)まだ大丈夫。と、意味も分からず安心しつつ、
世の中は変わりつつあることを実感した1日でした。
自分の知識を、人の幸せのために役立てていきたい。
そのために、今後も精進してまいります。