sakuramubonのブログ

将来、マンション管理のコンサルタントとして独立を目指す管理会社フロント営業が綴る日常業務。たまにオフ書きます。

窓枠と壁との隙間相談

朝一、築8年の途中売買オーナーから連絡有。

内容は、「部屋内の窓枠と壁との間に3~5mm程度の隙間がある。部屋内全体で発生している現象で、施工不良ではないか。見に来て欲しい。」というもの。f:id:sakuramubon:20180811231402j:plain

確認しに行くと確かに隙間がある。

よく観察すると、建枠先行で横枠が建枠の内側に納まっているつくり。

枠は天然木のため温度や湿度で伸縮するが、両端の建枠に抑えられて

横枠の中央を頂点としてかまぼこ状にせりあがっている。

 

「相談を受けることがある事象である」ことと、「湿度の影響だと思われる」旨の説明をして様子を見ていただくこととなった。

 

マンションはどんどん気密性が高くなっているので、結露水で枠が腐る事例も発生。

最近のマンションでは天然木の枠でなく、樹脂枠を使う事例が増えていて、売主も試行錯誤で少しずつ改善している様子。