sakuramubonのブログ

将来、マンション管理のコンサルタントとして独立を目指す管理会社フロント営業が綴る日常業務。たまにオフ書きます。

マンションの4K・8K対応…TV等購入前に設備の確認を!

今年の12月から4K・8K放送が始まったようです。

マンションの理事会で資料を提示して説明すると、対応テレビと

チューナーを買えば普通に見られると思っている方がほとんど。

 

実際はそうはいきません。

本格的な4K・8K放送は、左旋波というものを利用しているため、

その電波を受信できるアンテナが必要になります。

そしてこの電波は、とても減衰しやすい周波数帯のため、

マンションの場合は専用のブースターを設置する必要があります。

そのほかにも分配器、そして最後は直列ユニットと称する、

室内にあるアンテナ差し込み口も変更する必要があります。

これをしないと、室内で使われている他の電波に干渉して

悪い影響が出るとのこと。

 

見積金額は総額で600万円超。

ケーブルが衛星放送対応でなければさらに費用が掛かります。

直列ユニットを各戸の希望者負担としても、相当の資金が要ります。

 

4K視聴のTVのサイズは50インチ前後。8Kだと100インチ位だとか。

 

対応設備、ここまでお金をかけて必要なんでしょうか?

ここ5年くらいTVのない生活を送っている自分には、分かりません。

 

ちなみに、右旋波の4Kも提供されています。

ただし、マンションによっては共同視聴設備にブロックコンバーター

設置されている場合があります。

この場合、右旋の4Kも視聴できないとか。

 

マンションで4K・8K対応のTVやチューナーを購入する場合は、

くれぐれも設備の確認をしてください。